21世紀を創る会・みかわ

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平成23年度の活動

第12回 地域活性化フォーラム 開催報告

日時:
平成24年2月21日(木)14:00~17:00
会場:
岡崎商工会議所 2階 中ホール
参加者:
93名
主催:
岡崎大学懇話会、NPO法人21世紀を創る会・みかわ、岡崎商工会議所
テーマ:
『高齢化社会とまちづくりに関する研究』
『ソーシャルビジネスによる地域の課題解決に関する研究』
『地域資源・観光資源を活かしたまちづくりに関する研究』

【研究発表】

(1)「携帯情報端末とSNSを利用した観光情報の活用と提供手法」

愛知産業大学 佐々木尚孝 教授

岡崎市の観光情報の発信現状とSNSでの発信方法について調査を実施するとともに、携帯情報端末での情報の受発信のあり方に関して具体的事例を用いて検討を行い、観光情報の活用と提供の手法を提案いただきました。

(2)「高齢者のニーズに応じた岡崎のまち、活用術の開発~定年後に住みたいまち『岡崎』を目指して~」

愛知学泉大学 堀田千絵 講師 ・ 杉浦ミドリ 教授

岡崎市在住の中高年者の様々なニーズに応じたまちづくりを提案するため、岡崎市内の施設・交通網等について住民がどのように感じているか、ファーマーズマーケットを拠点とした聞き取り調査を行い、岡崎市の良さを明確にするとともに、配慮すべき改善点について提案いただきました。

(3)「地域密着サービスを拠点とし、スポーツ活動による認知症予防・進行防止のまちづくりに関する研究」

愛知学泉短期大学 木村典子 講師

介護施設において、施設利用者と地域住民を対象として、ニュースポーツ「クロリティー」の普及を行い、認知症予防・進行防止の効果を、生理・心理・社会的側面から検証した結果を報告いただきました。

(4)「名古屋の大学生からみた岡崎市のイメージに関する研究2~岡崎市と犬山市の比較」

人間環境大学 芳賀 康朗 教授

岡崎市と同様に「城郭」を主要な観光資源としている犬山市との比較の観点から調査を行い、若者(名古屋の女子大学生)から見た岡崎市の特徴と魅力,そして今後の課題について分析した結果を報告いただきました。

(5)「岡崎の工芸資産を生かした観光開発の可能性調査」

岡崎女子短期大学 町田由徳 講師

工芸家の制作を支援するレジデンス機能とインキュベーション機能、工芸品の販売を支援するマーケット機能等を兼ね備えた施設の設置を提案し、先行事例の調査及び、インタビュー調査を通じて、その可能性と期待される経済効果を検証した結果を報告いただきました。

※研究発表の後、ひきつづき交流会を行い、発表された先生方や参加者相互の情報交換など、交流を深める機会となりました。

第21回 「21世紀交流サロン・葵丘」

日時:
平成23年11月16日(水)18時30分~20時30分
会場:
葵丘
参加者:
29名
内容:
Ⅰ.スピーチタイム(18時30分~19時30分)
テーマ:
「東北復興希望のデザイン」
ゲスト:
愛知産業大学大学院 教授 延藤安弘様
内容:

★東日本大震災の被災地を実際に訪問された経験を踏まえ、大震災をきっかけとした価値観の変化とこれからのまちづくりについて、写真を多く使用した幻燈を用い、お話いただきました。

  • 仮設住宅を、住む人自身が自分たちの暮らしぶりが反映した住まいにしたり、大学研究室の協力により、住民同士のつながりが感じられる形に改良していっている。
    (通り抜けできる大きい窓、プランターでの野菜栽培、縁側的空間、南向きの入り口、みんながつどえる部屋など)
  • 復興にむけて、行政と住民の方向性の対立や、住民同士の思いの違いなどが生じている。
     みんなの言葉を拾い出し見える形にしたり、うまくまとめたりする、ファシリテーター役を育てることが大切。
Ⅱ.交流会(19:30-20:30)
和やかな雰囲気の中、参加者の交流が深まりました。
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