第23回 「21世紀交流サロン・葵丘」
- 日時:
- 平成25年3月8日(金)18:30-20:30
- 会場:
- 葵丘
- 参加者:
- 23名
- 内容:
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Ⅰ.スピーチタイム(18:30-19:30)
- テーマ:
- 「岡崎女子大学開学の理念と岡崎に『在る』ことの使命について」
- ゲスト:
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岡崎女子短期大学 副学長 小宮富子様
- 内容:
今回は、平成25年度より開学する「岡崎女子大学」について、開学の概要から開学までの手続きを中心に、高等教育機関の置かれている状況についてご説明いただきました。
これまで、岡崎女子短期大学として「幼児教育」を担ってきました。これまで47年間で約2万人近い卒業生を輩出し、そのほとんどが三河地域を中心に幼稚園・保育園で幼児教育に携わってきました。
こうした本学の歴史とともに幼児教育を取り巻く状況も変化してきています。
例えば、小学校(低学年)との連携、保護者を支える必要性、地域との連携(子育て支援センターなどとの連携)など、さまざまな要素が加わり、保育者の役割の広がり・深まり、そして学生の学びの高度化が必要に迫られてきております。
こうした状況の中で、これまで行ってきた2年間の教育では過密なカリキュラムとなり、今後学生にも教員にも学習負担が増してくることが予想されています。このような時流を踏まえ、「岡崎女子大学」の開学を進めてきました。
約4年前から開学の準備を進めてきました。その中で、学校名を検討する際には、「日本女子大学」「愛知女子大学」などいくつかの案が出てまいりましたが、最終的には「岡崎女子大学」に決定しました。
なぜ、「岡崎」を冠にしたのか、これには本学の理事を務めていただいている方の著書『志をもって、このふるさとに生きる。』により私は多大な影響を受けております。
著書には「江戸のふるさと岡崎」と記されておりました。家康公が開いた江戸幕府は今日の日本の基礎となるものであり、日本のふるさとであるとも考えられています。
「岡崎」を冠した大学として、ふるさとの原点から学び、日本の人材育成の原点に立ち戻ることの重要性を本学の使命とし、養成する人材像を「高い使命感と倫理観をもつ専門的職業人の育成」とすることで、地域への恩返しができないかと考えております。
岡崎女子大学は4月に第1期生を迎えスタートします。1期生は生徒数こそ少数ですが、大事に育てていきたいと考えております。
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Ⅱ.交流会(19:30-20:30)
和やかな雰囲気の中交流できました。